峯ヶ岡八幡神社
源氏ゆかりの古社
源氏ゆかりの古社
ご案内
・峯ヶ岡八幡神社
・埼玉県川口市峯1304
・048-296-1901
・受付時間:午前9時~午後5時
・受付不可日:なし
・アクセス:
JR京浜東北線 川口駅東口より国際興業バス 峯八幡宮行30分「八幡坂」下車徒歩1分
埼玉高速鉄道 鳩ケ谷駅南口より国際興業バス 草加駅西口行15分「貝塚」下車徒歩5分
東武スカイツリーライン 草加駅東口より国際興業バス 川口駅東口行(新郷支社経由)・鳩ケ谷駅東口行15分「貝塚」下車徒歩5分
・駐車場:40台程度有
・公式ウェブサイト
・地図で峯ヶ岡八幡神社への行き方を見る
・地図で峯ヶ岡八幡神社から次の神社への行き方を見る(距離順)
九重神社(約1.0キロ) >> 鳩ヶ谷氷川神社(約3.6キロ) >> 前川神社(約3.6キロ) >> 鎮守氷川神社(約5.3キロ) >> 元郷氷川神社(約5.4キロ) >> 七郷神社(約5.7キロ) >> 川口神社(約6.0キロ) >> 東沼神社(約8.1キロ)
峯ヶ岡八幡神社は、平安時代、朱雀天皇の治世にあたる天慶年間(938~947)に清和源氏の祖、源経基の創建と伝えられ、かつては、足立郡谷古田領三十二ヶ村(川口市新郷、安行の一部、草加市の西部)総鎮守に列せられた由緒ある神社です。
約7700平米の境内には、樹齢約700年の県内有数の大銀杏を初め400余本の樹木が繁茂しており、これらは「峯ヶ岡八幡神社の社叢」として、市の天然記念物に指定されています。
峯ヶ岡八幡神社の祭神は、応神天皇・神功皇后・仲哀天皇の三柱で、この三神は親子神である故、子供守護・家庭円満・安産等に御神徳があるといわれています。
ご祭神
峯ヶ岡八幡神社の祭神は、応神天皇・神功皇后・仲哀天皇の三柱です。古文書によると、神座について、左座は仲哀天皇、右座は神功皇后、正面が応神天皇であるとされています。
この応神天皇の御神体が、本殿にお祀りされている僧形八幡坐像です。本坐像は、二枚の檜材の寄木造りとなっており、高さ七寸九分(約24cm)、膝幅八寸四分(約25cm)ほどの木像彫刻です。この像は、袈裟をまとった僧侶の姿です。右手に錫杖を、左手にお経を書いた巻物を持ち、台座に坐し、光背には金色の日輪が付けられています。さらに、像・台座とともに極彩色に彩られています。造られたのは、鎌倉後期とされています。
鎌倉時代、坂東武者は、八幡・鹿島・香取・諏訪などの武神を多く勧請しました。なかでも八幡神社は、源氏の氏神でもあり、現在の関東地方一円に数多く勧請されています。また、八幡様は、神仏習合の先駆として、奈良時代から仏教の守護神として崇敬され、像形の八幡様として、この時代、多くの僧形八幡像が造られています。
八幡様は本地垂迹説によると、阿弥陀如来の仮の姿とされてきました。そのことから、この法体の坐像は、阿弥陀如来の形だとみられています。